歯科衛生士になるために
歯科衛生士は、国家資格が必要な医療分野のスペシャリストです。まずは国家試験の受験資格を得なければなりません。そのために、高校卒業後に、文部科学省や厚生労働省が定める歯科衛生士養成機関(専門学校・短期大学・大学)で、講義や臨床実習などのカリキュラムを通して専門技術や知識を習得します。各養成機関を卒業することで国家試験の受験資格が与えられます。国家試験を受験して合格すれば、歯科衛生士の免許が与えられます。
すべての養成機関は3年以上で、4年生大学の養成課程もあり、大学院で学んだ後、研究者への道を進むという選択肢もあります。
歯科衛生士国家試験
歯科衛生士国家試験は毎年3月上旬に実施され、3月下旬に合格者の発表があります。合格すると、厚生労働大臣が歯科衛生士名簿に登録し、免許証が交付されます。国家試験の実施及び新規登録申請・名簿訂正などに関する事務は、一般財団法人歯科医療振興財団が行っています。
歯科衛生士養成学校一覧(※50音順)